秋の道東方面登山ドライブ旅 〜4日目〜
今日は斜里岳を登山する。
5時に起き出発の準備をした。今日で車中泊3日目だ。
3泊も車の中で寝泊まりすると体が痛くなるかと心配したがそうでもなかった。
車の後部座席に布団を引いた上にシュラフを着ているのでまったくというと嘘だがそれほど辛くはなかった。
今回から使用したモンベルのダウンハガー♯3は快適だし暖かくとても優れていると感じた。
地図は登山に携帯すると状況によっては濡れてしまうことが多い。このように使い捨てられるなど利点が多いので僕はこのようコピーしたものを折りたたんで、パスケースに入れて携帯するようにしている。
6時過ぎに登山口に到着する。
登山ポストをチェックすると今日の登山者はまだ僕以外にいないようだ。
他にだれも来ていないところを見ると、もうこの山の登山シーズンは終わっているのだろう。
ここで斜里岳の登山コースを少し説明する。
斜里岳は中腹まで車で登ることができる。そこに清岳荘というヒュッテがある。
ここから登山道を歩くこととなる。
途中から沢ぞいのコースとなる。しばらく渡渉を繰り返して進むとふたてに道が分岐する。
先ほどまでの沢をそのまま進む旧道と、少し遠回りだし急登がつづく新道だ。
二つのコースは山頂直下で再び合流する。
しばらく登ると山頂となる。
7時、さあ登山開始!
登山口からすこしばかり林道を歩く。
ここからが本格的に登山道。
沢を渡渉しながら登っていく。
浮石、滑石に注意しながら歩く。夏なら良い衣類を多少濡らしても良いが、この時期は靴下を濡らすのも命取りなので慎重に歩く。
コースの分岐点。ここまで衣類を濡らさないよう慎重に歩いた。
この先沢沿いのコースは本格的になるようで衣類を濡らしてしまうこと必至だ。
遠回りだがここは急登コースを行くことにした。
登山道に雪が見え始めた。この先はどんな感じだろう。
急登から尾根に出たところで斜里岳の頂上を撮影した 。この景色が見たかったんだ!
ここから尾根を渡って行くがアップダウンが多い。
頂上に着いた。
思ったより雪は少ないが、下界よりはかなり寒く感じた。
景色をじっくり撮ってみたかったのだが、視界がイマイチだったので長居はせず降りることにした。
やはり足元は結構滑る。雪は少ないとはいえ下りは登りよりもさらに慎重に歩いた。
車を停めた登山口に帰ってきたのは昼1時過ぎ。無事下山できてホッとした。
下山時刻を書くため登山ポストのノートを見ると、僕の後に入山して1時間くらいで諦めた方がいたらしい。
時間にして沢に差し掛かるかどうかのところだろう。衣類を濡らしていたら今日は僕も戻っていたかもしれない。
今年一年を通して登りたかった山は結構登ったと思う。
あとはぼちぼち家へ帰るだけだ。
ゆっくり安全運転で帰ることにしよう。