秋の道東方面登山ドライブ旅 〜4日目〜 最終章
道東登山の旅は斜里岳を征したことで目的を達成した。
帰りには弟子屈町を通った。
この町は弟子屈ラーメンが有名なのを思い出したからだ。
その弟子屈ラーメンというものを調べてみてわかったことがあった。
弟子屈ラーメンはご当地ラーメンではなかった。
弟子屈ラーメンという屋号のラーメン屋さんだった。
う〜ん…お店を選んで見る気満々だったのにちょっと残念。
だけど、有名なのに間違いなさそうだったので食べてみることにした。
昼も過ぎた3時頃だったにでお店の駐車場にはすんなり入ることが出来た。
弟子屈ラーメンと大きな看板が出ていた。
入ってカウンターに座る。
メニューに目を通すと、魚から採ったスープを使ったラーメンが一番の売りらしい。
それを僕は注文した。
数分後、頼んだラーメンが僕の前に運ばれてきた
スープを一口すする。
うまいっ!
魚から採ったダシが今日の登山の疲れ空腹をふきとばした。
まるでお口の中で鰹が回遊しているようだ。
黒潮か!?
お店を後にした時間は4時。
2時間位走って阿寒湖に入った。
アイヌコタンに立ち寄った。
何を隠そう僕はここの雰囲気が大好きで過去に何度も来たことがある。
今でもその名残のある土地は道内にあちこち存在するのだが、お土産屋さんがこの規模で立ち並ぶ場所は他に無いだろう。
今回は立ち寄っただけだったが、このアイヌコタンは阿寒湖温泉街の一部に組み込また通りだ。北海道旅行をする人がいたら是非お勧めしたい観光地である。
そしてこの後はもうどこにも立ち寄らずに帰った。
家に着くと妙な満足感に満たされて僕は眠りについたのであった。
〜秋の道東登山ドライブ旅〜 完