道路地図好きが図書館へ行く
古い道路地図が見たくなった。
例えば現在の地図とどこがどう違うのかを調べるのが趣味だから。
僕の住むところの市立図書館をネットで調べてみた。
蔵書のデータベースがインターネットから検索が可能だからだ。
図書館に足を運ぶ前に確認ができるのでこれは非常に便利だし、良い。
まずは僕の住む〝北海道〟、そして〝道路地図〟とキーワードを入力していざ検索。そして検索結果から一番出版年月日が一番古いものを追う。
すると1971年の北海道道路地図がヒットした。これが市立図書館で扱っている蔵書の中で最古の北海道道路地図のようだ。それにしても1971年出版とは、僕が生まれる10年以上も前の地図だ。決して一度足を運んでみても損はない代物だろう。
うきうきしながら、市立図書館に行ってみる。
「あの、1971年出版のこの地図を...」とタブレットを見せて伝える。
すると係員が裏から目的の道路地図を出してもらえた。
わくわくしながら、その辺に腰かける。
中開く。
「道央道、短っ!」
(↑道央道が南は千歳、北は岩見沢までしか伸びていないのを見た反応)
「札樽道、短っ!」
「なんだ!?こんなところに道路を通す予定だったとは...」
(↑現在は経ち消えた恵庭・千歳に渡す予定だった恵千バイパスを見た反応)
あと、廃線になった線路跡地が現在どのように利用されているかを辿ったりとかも面白い。
札幌市内の地下鉄南北線の豊平公園駅以南の地上部分はもともと定山渓鉄道だったものを利用しているし、跡地が道路になっているところも確認できるし。
そういうのを見ていて面白い。
とにかく古い道路地図には僕の心をくすぐるギミックがぎっしり詰まっていてとても楽しめたのだ!
地図好きは図書館へ行け!